F1チームもeスポーツに参加、F1公式ゲームで白熱する

日本国内でも近年注目され始めた「eスポーツ」、オリンピック競技の種目になるのでは?と言われていますね。

※eスポーツとは「エレクトロニック・スポーツ」の略称で、複数のプレイヤーで対戦するコンピュータゲームを競技として行うときに使う言葉です。「eSports」「e-Sports」などと表記されます。

海外では多額の賞金がかかっているものもあり、世界中で人気のeスポーツですが、F1界にもその流れはやってきています。

2017年は「F1 eスポーツ シリーズ」初年度

2017年に、F1主催団体はゲーム制作会社の「コードマスターズ」と、eスポーツ専門の「Gフィニティ」の2社と協力、PS4やXbox One向けにリリースされているゲームソフト「F1 2017」を使った初めてのeスポーツ大会「F1 Eスポーツ シリーズ(Formula 1 Esports Series)」が開催しました。最高の仮想F1ドライバーを発見するのが目的、とのことです。

オンライン上で行われた予選には約6万人が参加し、決勝ラウンドはF1レース最終戦が開催されるアブダビで行われました。ちなみに初代王者に輝いたのは18歳でイギリス人のブレンドン・リー。

また、2017年11月にはF1チーム「マクラーレン」所属のフェルナンド・アロンソ自身が所属するマクラーレンのスポンサーでもあるロジテックとパートナーシップを締結し、eスポーツチーム「FA Racing G2 Logitech G」の設立を発表しました。

ゲームソフト「F1 2017」とは

日本でも発売されているレーシングゲームで、唯一のF1世界選手権公式ゲーム

リアルなグラフィックでPS4を使って遊ぶことができ、車の動きもとてもなめらかで実際のF1レースを見ているかのような映像です。

ゲームには、2017年にF1レースが開催されるコースはすべて収録。

2018年は「フェラーリ」以外が参戦

F1 Eスポーツ・シリーズは、2018年に2年目を迎えてシステムが大きく変更されました。4月から4戦が開催された後、公式F1 Eスポーツチームに加入するドライバーが決められ、10月にスタートする3つのイベント(10戦)から成るプロシリーズが開催されて優勝者が決定する、という流れになっています。

4月からのイベントでは、プレイステーション4、Xbox One、およびPCで『F1 2017』をプレーする。10月、11月のイベントでは、『F1 2018』が使われます。

 <F1 eスポーツ参加F1チーム一覧表>

  • メルセデスAMGペトロナス・スポーツ
  • レッドブル・レーシング
  • ハイプ・エナジー・eフォース・インディア
  • ウイリアムズF1 Eスポーツチーム
  • ルノースポール・チームバイタリティ
  • ハースF1 Eスポーツチーム
  • マクラーレン
  • トロロッソ
  • アルファロメオ・ザウバーF1チーム

2018年には本物のF1で戦う全10チーム中、フェラーリを除く9チームが参戦しています。

・2月、ルノーはフランスで最も成功を収めているeスポーツチームの「チームバイタリティ」と協力してチームを結成

・8月、メルセデスのチームは、F1eスポーツの2017年優勝者の初代王者ブレンドン・リー、ハリー・ジャックス、パトリック・クルティ、ダニ・ベレズネイの計4人プロゲーマーを起用

<10月10日>

ロンドンの会場で3回にわたって開催される「F1 ニューバランス・Eスポーツ・プロシリーズ2018」の第1イベント(3戦)がありました。メルセデス2勝、トロロッソ1勝。

まとめ

ゲームの世界でも熱い戦いになるF1はすごいですね。少し前まではゲームばかりしていると親に怒られる時代でしたが、今はプロゲーマーが成り立つ世の中に。ゲームの映像も美しいので見ているほうも楽しむことができます。F1のテレビ放送と同じようなカメラの角度があるので、F1初心者のかたにもテレビ中継の感覚で見やすいのでオススメ。

ただ、F1をドライバー重視で楽しんでいる私個人的には少し物足りない感じがします。

車好きにはたまらないのかな。

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