F1初心者の入門知識【ドライバーの見分け方】

出典元:オートスポーツweb(https://www.as-web.jp/)

皆さんはお気に入りのF1ドライバーはいますか?

それとも、お気に入りドライバーを探しているところですか?

レース中は応援する好きな選手がどの車に乗っていて、だれと対決しているのかを見分けなくてはなりません。

ヘルメット姿だし、同じチームの車が2台も走っているしで慣れるまでは混乱するかもしれない。

でも、見分けられるようになればヘルメット姿であっても自然と選手の顔が見える気がしますし、選手が乗っていないマシンを見ているだけでも満足してしまうかもしれません。いや、ほんとに。

F1初心者さんや車に詳しくない人、女性のかたでもドライバーを見分ける簡単な方法をご紹介します。

レーサーのたくましい勇姿を応援してみましょう。

1.チームカラーをおぼえる

2.セカンドドライバーを理解する(車体の黄色)

3.ヘルメットで見分ける

4.カーナンバー(車体番号)は気にする程度で

チームカラーを覚える

まずはチームカラーを覚えましょう。

チームカラーは車体の色はもちろんのこと、ドライバーやメカニックの服装など大部分を占めているので最初に覚えると楽だと思います。

現在は10つのチームがありますが、始めはお気に入りのドライバーがいるチームの車体の色を見てください。だいたいでいいので色のイメージが覚えられたらOKです。

まだお気に入りがいない場合は、昨年のチャンピオンチームの「メルセデス」や老舗チームで有名な「フェラーリ」を覚えるのがおすすめです。

<チームカラーの特徴>

メルセデス・・・銀色に白や薄い緑色

フェラーリ・・・赤色、真紅に白

レッドブル・レーシング・・・紺色にレッドブルの闘牛マーク

ルノー・・・黄色

ハース・・・黒色に赤色

フォース・インディア・・・ピンク

マクラーレン・・・オレンジ

トロ・ロッソ・・・青色にレッドブルの闘牛マーク(※レッドブルとは兄弟チーム)

ザウバー・・・白色にアルファロメオのロゴマーク

ウィリアムズ・・・白色

※「レッドブル・レーシング」と「トロ・ロッソ」は姉妹チーム。どちらもエナジードリンクで有名なレッドブル社がチームオーナーである。若手ドライバーの育成に力を入れており、「トロロッソ」で経験を積ませて才能が認められれば「レッドブル」へ昇格するというシステムになっている。

セカンドドライバーを理解する

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F1は各チームで2台の車がレースに出走しています。

優勝できるのは1人なのにチームには2人のドライバー。そうなるとチームしてはどちらか1人を優先しないといけない場面がでてきます。

それゆえにあえて言うならば、チーム内で優先されるのが「ファーストドライバー」、そしてもう一方が「セカンドドライバー」です。

「ファーストドライバー」と「セカンドドライバー」は前年の成績で入れ替わることがあり、チームとドライバー間の契約に明記されている場合もあるようです。

さて、上の2台の赤色の車体をご覧ください。

手前のカーナンバー「5番」がファーストドライバーのセバスチャン・ベッテル、奥の「7番」がセカンドドライバーのキミ・ライコネンです。二人は同じフェラーリの車に乗っていますが、車の大きな違いがわかりますでしょうか?

ずばり、車を見分けるには「ヘルメットの上部にあるT字部分が黒色黄色」です。

ヘルメットの上部で丸型の黒い空洞の上にあるのですが、奥の車体の黄色のほうが見分けがつきやすいでしょうかね。

このT字はどの角度からでも確認しやすいので、この部分で乗っているドライバーを見分けるのが簡単で一番わかりやすく早いと思います。

ちなみにこの「T字部分」の正体は車載カメラです。テレビ放送などで映るオンボード映像はここからのものが多いです。

<2018年ドライバー一覧表>

チーム名 No. ドライバー名 T字の色
メルセデス 44 ルイス・ハミルトン
77 バルテリ・ボッタス 黄色
フェラーリ 5 セバスチャン・ベッテル
7 キミ・ライコネン 黄色
レッドブル 3 ダニエル・リカルド
33 マックス・フェルスタッペン 黄色
トロロッソ・ホンダ 10 ピエール・ガスリー
28 ブレンドン・ハートレー 黄色
マクラーレン 14 フェルナンド・アロンソ
2 ストフェル・バンドーン 黄色
ルノー 27 ニコ・ヒュルケンベルグ
55 カルロス・サインツ 黄色
フォース・インディア 11 セルジオ・ペレス
31 エステバン・オコン 黄色
ウィリアムズ 18 ランス・ストロール
35 セルゲイ・シロトキン 黄色
ザウバー 9 マーカス・エリクソン
16 シャルル・ルクレール 黄色
ハース 8 ロマン・グロージャン
20 ケビン・マグヌッセン 黄色

ヘルメットで見分ける

カーナンバー(車体番号)は気にする程度で

各ドライバーが付けているカーナンバー(車体番号)はほどほどに気にする程度でOK。

車体やプロフィールなどに書かれているカーナンバーはそのドライバー固有のものですが、ムリに覚えなくても大丈夫です。

ドライバーは約20人ほどいるのでそれを暗記する必要はそれほどなく、気になる選手やどうしても見分けたい場合などに覚えれば十分です。

選手のグッズなどに使用されることも多いので自然と目にする機会は多いかもしれませんね。

<2018年ドライバー一覧表・カーナンバー>

チーム名 No. ドライバー名
メルセデス 44 ルイス・ハミルトン
77 バルテリ・ボッタス
フェラーリ 5 セバスチャン・ベッテル
7 キミ・ライコネン
レッドブル 3 ダニエル・リカルド
33 マックス・フェルスタッペン
トロロッソ・ホンダ 10 ピエール・ガスリー
28 ブレンドン・ハートレー
マクラーレン 14 フェルナンド・アロンソ
2 ストフェル・バンドーン
ルノー 27 ニコ・ヒュルケンベルグ
55 カルロス・サインツ
フォース・インディア 11 セルジオ・ペレス
31 エステバン・オコン
ウィリアムズ 18 ランス・ストロール
35 セルゲイ・シロトキン
ザウバー 9 マーカス・エリクソン
16 シャルル・ルクレール
ハース 8 ロマン・グロージャン
20 ケビン・マグヌッセン

※2014年のルール変更後は、各ドライバーが固定の番号(カーナンバー)を使うようになっていますが、2013年までのカーナンバーの決め方は、前年度の成績で決定していました。そのため毎年ドライバーのカーナンバーは変わってしまうので、ファンは新しいカーナンバーを毎年覚える必要があり、不評のようでした。

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